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ヘルスコーチのひろです!
今回はビタミンB群に関するお話をしていこうと思います。
ビタミンBもよく耳にしますよね。
実際とても重要なビタミンなのですが、現代人は多くの人が不足している傾向にあるようです。
他人事と思わずに、ぜひ最後まで見て頂けたらと思います。
目次
ビタミンB群はどういう人が不足しやすいの?
そもそも、現代は土壌の関係などで、食物から得ることができる微量栄養素が少ない状態にあります。
現在のリンゴ1個の栄養素は、 50年前のリンゴ1個の栄養素の30分の1にもなると言われています。

加工食品のとりすぎなども与える影響は大きいです。
さらには、当たり前のように普及てている超お助けアイテム”医薬品”
これもまた、ビタミン不足の原因となることがあります。
〜女性用のホルモン補充療法(エストロゲン)や 経口避妊薬〜
ビタミンB全般の欠乏につながります。
〜糖尿病の薬〜
ビタミンB12、 葉酸の欠乏につながります。
〜アルミニウムを原料とした制酸剤〜
ビタミンB12と葉酸の欠乏につながります。
〜抗ウイルス物質〜
ビタミンB12の欠乏につながります。
〜抗生剤〜
ビタミンB6の欠乏につながります。

日本では、少しでも体調が悪かったらすぐに薬が処方されてしまう現状なので、医薬品による影響も無視できませんね。
実際に、病院や薬局実習に行ったときに痛感しました。
また、女性の方は経口避妊薬などの影響も頭に入れておいたほうがよいでしょう。
ビタミンB群ってどんな働きするの?
一口にビタミンB群といっても、その種類と働きは様々です。
いくつかピックアップしていきます。
ビタミンB1(チアミン)
糖質が分解されエネルギーとなる過程で必要となります。
ビタミンB1が不足すると、いくら糖質をたくさん摂取したところで、エネルギーに変えることができず、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。
医療の現場だと、輸液による栄養補給を行っている患者に起こる”ウェルニッケ脳症”というのが有名でしょうか。

ビタミンB2(リボフラビン)
脂質の代謝に使われることが多いので、脂質をとる量が多くなるほど不足しがちに。
高タンパク・低糖質・高脂質を推奨している私としては、特に欠かせない栄養素だと言えます。
不足すると皮膚や粘膜が敏感になり、目の充血、肌あれ、髪の毛の悩み、脂漏性皮膚炎、口内炎、口角炎などをおこします。

ビタミンB6
食事からとるタンパク質は、いったんアミノ酸に分解されて、人体に必要なかたちで再合成されます。
そこで一部のアミノ酸を体内で作るのに必要なのがビタミンB6で、タンパク質を多量に摂取する人ほどビタミンB6の必要量が増えることになります。
ビタミンB6は、皮膚、髪の毛、歯を健康にし、成長を促進する作用があり、免疫機能を維持するのに必須です。
不足すると、皮膚炎、口内炎、湿疹や蕁麻疹などの症状があらわれ、アレルギー症状が出やすくなります。
また、月経前後にあらわれるイライラや気分の落ち込みなどの女性特有の症状はホルモンバランスの崩れ。ビタミンB6はそんな症状も緩和します。

ビタミンB12
ビタミンB12は葉酸と協力して赤血球が正常に分化するのを助ける作用を担っています。これらの栄養素か不足すると造血がうまくいかず、異常な大きさの赤血球ができたり、赤血球の数が減少し、悪性貧血となります。

ナイアシン
ナイアシンはエネルギーの源である糖質や脂質、タンパク質などの代謝の補酵素として働きます。
血行をよくすることから、冷え性や頭痛を改善する作用があります。
また、アルコールや二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解にも欠かせない栄養素で、アルコールの摂取量が多くなるほどナイアシンが消費されるため、お酒を飲む人は不足しないようにしましょう。

パントテン酸
パントテン酸は副腎の働きを強化して副腎皮質ホルモンの産出を促進することでストレスに対応するための体制を整えます。
ストレスが多い、疲れやすい、風邪をひきやすいなどの症状がある人はパントテン酸が不足しないようにしましょう。
アルコールやカフェインを多く摂る人は消耗されやすいので毎日補給しましよう。

葉酸
体の中で赤血球が新しく作られるときに葉酸が不足すると赤血球が正常に作られず、貧血の原因になります。
また、免疫力が低下し、病気になりやすくなります。
葉酸は妊娠中や授乳中に不足すると、胎児や乳児の発育不全を引き起こすことがあります。

ビオチン
皮膚炎を予防し、抜け毛や白髪、脱毛などを予防するビタミンといわれています。
ビオチンは、糖質や脂質、タンパク質の代謝を助ける働きもあります。

まとめ
ビタミンと聞くと、「些細なものだから問題ないでしょ」と考えてしまう人が多いです。
実際にはとても重要な働きをするもので、なおかつ現代に生きる我々にとって不足しがちな栄養素です。
記事を見てくださっているあなたもきっと、なにかしら不足していることでしょう。
「プロテイン飲んでいるから大丈夫」
「良い油を摂っているから大丈夫」
ではなく、それらをエネルギーに変えてくれるビタミンも積極的に摂取していきましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
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それでは。
