あなたは”グラスフェッドビーフ”をご存知ですか?
その名前の通り,牧草で育てられた牛ということです。
果たして,市販の肉と何が違うのでしょうか。
ダイエットや美肌にも関わる話なので,ぜひご覧になってくださいね。
グラスフェッドビーフは良質な脂質を含む

すこーし難しい話になっていますので,さらっと読み流してください笑
グラスフェッドビーフの最大のメリットは,オメガ3という優秀な脂質を豊富に含んでいるということです。
聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
チアシードやくるみにも多く含まれている成分です。
オメガ3脂肪酸にはいくつか種類があります。
・α-リノレン酸(ALA)
・エイコサペンタエン酸(EPA)
・ドコサペンタエン酸(DPA n23)
・ドコサヘキサエン酸(DHA)
実は,必要不可欠な脂質であるにもかかわらず,私達のカラダはオメガ3とオメガ6という両方の脂質を自身で作り上げることはできません。
そして,ほとんどの人はこの脂質が不足しています。
文献はさまざまなのですが,今のところ有力なものとして
ω6:ω3=4:1
が適切な比率となっています。
どちらも必要な脂質であることに変わりはないのですが,典型的な食事だと
ω6:ω3=16:1
になってしまうと推定されています。
オメガ6の比率が高すぎると,プロスタグランジンE2が増加し,これが炎症を促進します。
その結果,
体重増加,疲労,その他多くの症状を引き起こします。
グラスフェッドビーフはオメガ3が豊富で,オメガ3とオメガ6の比率がとれた優秀な脂質源である。
グラスフェッドビーフの優秀な点はまだまだある
グラスフェッドビーフの優秀な点として,成長ホルモンと抗生物質が使われていないことが挙げられます。
これらは,ほとんどの加工食肉に使用されています。
ホルモンは牛を太らせるため

抗生物質は飼育場の不衛生さをカバーするため

しかし,これらは人体にとっては非常に有害なものです。
癌のリスクの増加,消化器系への悪影響などが起こります。
肉をたくさん食べた翌日,胃もたれを経験した方も多いのでは?
その反面,グラスフェッドビーフはこれらを使用していないので安全といえます。
まとめ
グラスフェッドビーフがいかに優秀な脂質源であるか,お分かり頂けたでしょうか。
1つデメリットを挙げるなら,市販の肉に比べて価格が高いということです。
馴染みがない方は,市販のお肉でいいやと思ってしまうかもしれませんね。
しかし,そのお肉に馴染んでいることがそもそも問題なのです。
質の悪い脂質を摂っているうちは,カラダの改善は難しいと考えてください。
最初は私もグラスフェッドビーフに抵抗がありましたが,今では市販のお肉を買うことなんて考えられません。
自己投資だと思って,この機会に試してみてはいかがでしょうか。
さいごに,わたしのお気に入りの言葉を。
You are what you eat.〜あなたはあなたが食べたものでできている〜

最後まで読んでいただきありがとうございました^^
